【2024年最新】業務用エアコンのクリーニング・掃除の料金相場を徹底解説!
業務用エアコンの掃除のやり方がわからない
清掃を業者に頼みたい!
業務用エアコンや天井埋め込みエアコンのお掃除は、家庭用と違って天井が高かったり、構造がわからないことから個人ではなかなか難易度が高いですよね。
そんな時に頼りになるのが清掃業者です。しかし、業者に頼むとなると気になるのは清掃費用。
このページでは、業務用エアコンの実際の料金相場と安くおさえる方法を紹介していきます。
清掃業者である私たちだからこそわかる本当の情報をお伝えしていくので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
【機種別】業務用エアコンクリーニング・掃除の料金相場一覧
業務用エアコンの掃除・クリーニングの料金相場は以下の通りです。
業務用エアコンのタイプ | 料金相場(1台あたり) |
壁掛けタイプ | 12,000~20,000円 |
天井埋め込みタイプ | 25,000~40,000円 |
天井吊り下げタイプ | 30,000~45,000円 |
床置きタイプ | 25,000~35,000円 |
家庭用としても広く普及している壁掛けタイプの料金相場は12,000〜20,000円程度なのに対し、天井埋め込みタイプや天井吊り下げタイプは料金が高くなる傾向があります。
これは、エアコンの構造の複雑さが異なり、洗浄に専門的な技術が必要になるためです。
また、より詳しく見ていくと機能や機種によっても料金相場は変わります。
次は機能や機種によってどのように費用が変わるのか確認していきましょう。
業務用エアコンの機種/機能ごとのクリーニング料金相場
業務用エアコンには、タイプによってそれぞれ機能や機種が異なり、それによって掃除/クリーニングの料金も変わることがあります。
以下は機能や機種ごとの掃除料金相場をまとめた表です。
業務用エアコンのタイプ | 料金が変わる機種/機能 | 掃除料金相場(1台) |
壁掛けタイプ | 通常 | 10,000~15,000円 |
横幅が長いタイプ | 15,000~20,000円 | |
フィルター自動掃除機能 | 20,000~30,000円 | |
特殊ファン | 30,000~40,000円 | |
天井埋め込みタイプ | 通常 | 25,000~35,000円 |
フィルター自動清掃機能 | 40,000~50,000円 | |
天井吊り下げタイプ | 通常 | 30,000~45,000円 |
床置きタイプ | 通常 | 25,000~35,000円 |
熱交換器脱着洗浄あり | 35,000~45,000円 |
今回概ねの料金相場を表にまとめていますが、見積もりを出す地域や業者によっても料金相場は変わってくるため、事前にしっかり確認しておくことが重要です。
続いて、エアコンには必ずついてくる室外機の掃除/クリーニング費用を見ていきましょう。
業務用エアコン室外機の掃除・クリーニングの料金相場
こちらでは、業務用エアコンの室外機の掃除・クリーニングの料金相場を解説していきます。
室外機も定期的に洗浄してあげるのがおすすめです。
室外機には2つの種類があり、それぞれのタイプごとに料金相場が異なります。
室外機のタイプ | 料金相場(1台) |
通常の室外機 | 6,000~10,000円 |
マルチタイプの室外機 | 10,000~15,000円 |
業務用エアコンの通常タイプの室外機(エアコン1台と室外機1台が繋がっているタイプ)の場合は、6,000円~10,000円ほど。
マルチタイプ(エアコン複数台と1つの室外機が繋がっているタイプ)の場合は、10,000円~15,000円ほどになります。
室外機の掃除・クリーニングを検討されている場合は、あらかじめ把握しておきましょう。
続いて、業務用エアコンの掃除・クリーニングを依頼する際に料金を安く抑える方法を紹介していきます。
業務用エアコンの掃除・クリーニング料金をおさえる方法
業務用エアコンの掃除・クリーニングを業者に任せる際に、以下の5つのポイントに注意することで料金をおさえることができます。
それぞれ解説していきます。
清掃業者の繁忙期を避けて依頼する
業務用エアコンの掃除・クリーニング料金をおさえるためには、清掃業者の繁忙期を避けて依頼することも重要です。
特に夏や、冬前は依頼が殺到します。
時期で言うと5月〜9月中旬ごろと、11月〜12月です。
繁忙期には、「繁忙期料金」が上乗せでかかることもあるためなるべく避けることで料金をおさえることができます。
業務用エアコン複数台をまとめて依頼する
料金をおさえるなら、複数台をまとめて依頼することも大切。
1台だけで依頼するよりも複数台をまとめることで、割引を受けられる可能性があります。
そもそも、1台だけを依頼する場合は出張料金などが発生することもあるので、なるべくまとめて依頼するようにしましょう。
近場の業者に依頼する
業務用エアコンのクリーニングはなるべく近場の業者に依頼しましょう。
遠方の業者に依頼をすると、交通費として出張料金が発生する可能性があります。
地元の業者に依頼すれば、そのような料金はかかりません。
また、近場の業者と付き合いがあれば、設備にトラブルがあった場合でもすぐに駆けつけてくれることもあります。
料金をおさえるためだけでなく、近場の業者を利用するのがおすすめです。
業務用エアコン掃除の専門業者に依頼する
業務用エアコンの掃除は、その専門業者に依頼するのがおすすめです。
業界大手や、中堅以上の会社に依頼すると下請け業者に仕事を回される可能性があります。
そうすると仲介手数料が料金に上乗せされ、相場よりも高い金額で見積もりが出されるので、なるべく専門業者に依頼をしましょう。
業務用エアコンの掃除・クリーニング料金相場に差が出る理由とは?
業務用エアコンの掃除・クリーニングの料金相場は、依頼する業者によって差があるため、幅広くなってしまっています。
このように料金差が出ている大きな理由は以下の3点です。
- 大手清掃業者か小規模事業者か
- 掃除の技術の違い
- エリアによる違い
まず、依頼する相手が大手清掃業者か小規模事業者かでも料金に差が出ます。
大手清掃業者は、集客力があるため設定料金が高い傾向があります。また、依頼が殺到すると下請けの小規模事業者に仕事を流すため、その分割高になることも。
基本的に小規模事業者の方が料金は安い傾向があることは覚えておいてください。
そして、掃除の技術も清掃業者によって変わります。特別な薬品や清掃器具を使っている業者は、その分料金が高くなりがちです。
さらに、パートやアルバイトなど社員に比べて人件費をおさえることができるスタッフが対応するのであれば、その分料金は安くなりますが質は落ちてしまいます。
最後にエリアによる違いです。
エリアごとの物価や競合度合いによって料金は変動します。例えば東京の千代田区や港区などの都心は比較的高い料金になるなどです。
都市の中心地に行くほど高くなる傾向があるので覚えておきましょう。
業務用エアコンの掃除・クリーニングを依頼する頻度はどれくらいがおすすめ?
業務用エアコンの掃除を自分でやるのは、なかなか骨が折れると思います。
天井埋め込みタイプのエアコンの場合、ちょっとした高所作業になることもあり危険も伴います。
しかし、清掃業者に依頼する料金も高いですよね。
そこで、業務用エアコンの掃除・クリーニングはどれくらいの頻度で実施すれば良いのか解説していきます。
クリーニングの頻度は環境によって変わる
結論からお伝えすると、クリーニングのおすすめ頻度は環境で変わります。
環境ごとのおすすめの頻度は以下の通りです。
環境 | おすすめの頻度 |
オフィス | 1~2年に1回 |
飲食店 | 1年に1~2回 |
病院 | |
学校・保育園 | |
商業施設 |
オフィスのような落ち着いた環境では、1,2年に1回の頻度でクリーニングをすれば問題ないでしょう。
しかし、飲食店や病院のような清潔な空気を保たなければならない環境や、学校や商業施設など人の出入りが多く塵や埃が舞いやすい環境では、最低1年に1回程度の頻度がおすすめです。
また、ここで言うクリーニングは業務用エアコンの内部洗浄のことで、フィルターは別になります。
フィルターの掃除は年間2回がおすすめ
業務用エアコンのフィルターは、塵や埃がすぐに溜まってしまいます。塵や埃が溜まった状態で使っているとカビの原因になったり、エアコンの効きが悪くなるなどのデメリットがあります。
そのためフィルターの掃除は、環境に関わらず年間2回掃除するのがおすすめです。
業務用エアコンの清掃業者の選び方
業務エアコンの掃除・クリーニングを清掃業者に任せる場合の選び方を解説していきます。
ポイントは3つです。
見積もり内容が明確か
料金や作業内容などの見積もりが明確なのかどうかは、エアコンの清掃業者を選ぶ上で重要です。
不明瞭な見積もりや、1台ごとの提示金額より合計が高くなっていることもあるので、見積もり内容はしっかり確認しましょう。
また、清掃後に「見積もり段階では見えなかった汚れがあり、特殊な薬品を使った」などと主張してくる業者もいます。
作業内容についても事前にしっかり確認しておくことが大切です。
口コミ、評判や実績を見る
Googleのレビューや掃除業者の比較サイトなどで口コミや評判を見ることができます。
依頼をしようとしている業者の口コミは見ておくようにしましょう。
大手清掃業者か小規模事業者か
大手の清掃業者に依頼するのか、小規模事業者に依頼するのかも検討すべき項目の1つです。
両者を簡単に比較すると以下の通り。
大手清掃業者 | 小規模事業者 | |
メリット | ・技術がしっかりしている | ・料金が安い |
デメリット | ・料金が高い | ・技術は依頼する業者次第 |
ご自分が何を重視しているのかを考え、適切な業者に依頼をしましょう。
まとめ:業務用エアコンのクリーニングをフィルター交換に置き換えよう
今回は業務用エアコンの掃除・クリーニングの料金について解説をしてきました。
やはり業務用エアコンのクリーニング費用は、清掃業者の私たちから見ても高額です。
高額な支払いになるからこそ、業者選びはしっかり行いたいですね。
この記事で解説した内容をもとに、見積額が適正なのかを見極め、良い業者に依頼されることを願っております。